ヒロアカかっちゃんがいずく呼びするのはアニメ何話?デクいじめの理由は?

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ヒロアカかっちゃんがいずく呼びするのはアニメ何話?デクいじめの理由は? アニメ
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ヒロアカの主人公、緑谷出久(みどりやいずく)と幼馴染の爆豪勝己。

ふたりは幼馴染で、小さい頃からずっと一緒です。

爆豪勝己こと、かっちゃんは緑谷出久のことをずっと“デク”と呼んでいました。

「屋上からのワンチャンダイブ!」など、かなりひどい言葉をデクに浴びせていて、かっちゃんのいじめシーンはネット上でも炎上し、問題視する人も多くいました。

かっちゃんはずっとデクのことをバカにしていじめてきましたもんね…

そんなプライドの高いかっちゃんですが、雄英高校ヒーロー科に入ってから数々の挫折や挑戦、仲間との関わりを通して成長していきます。

自分の中で芽生えた感情に何度もふたをしながらも、ついにデクの努力や力、やさしさを認めて今までのことを謝罪する場面が…。

かっちゃんが今までデクにしてきたことや態度からすると、デク呼びではなく“いずく呼び”になったのは感動ものでしたね…!

アニメの7期が始まり、

  • かっちゃんのいずく呼びってアニメの何話だっけ?
  • デクいじめの理由は何だったの?

など、本記事では、かっちゃんがデク呼びから“いずく呼び”になったのは原作漫画、アニメの何話なのか、また、デクへのいじめの理由はなんだったのかまとめました。

原作漫画の内容についても一部触れますのでアニメファンの方でネタバレしたくない方はご遠慮ください。


      

【ヒロアカ】かっちゃんがいずく呼びするのはアニメ何話?

かっちゃんはずっと見下したような意味で「デク」と呼んでいましたが、今までのいじめ行為などへの思いを伝えてから「いずく」と呼ぶのはアニメ6期の136話『デクvsA組』で見られます。

ちなみに、原作漫画は33巻の322話ですよ♪

自分の弱さやデクの強さを認められなかった雄英での日々の葛藤を伝え、

「いずく、今までごめん」

はもう破壊力抜群でした…!!

デクを連れ戻すためのA組の姿からのかっちゃんの“いずく呼び”涙腺崩壊状態の読者続出です!

こんなにも心打たれる「今までごめん」があるでしょうか…

ヒロアカを初期から観ているファンにとって、かっちゃんとデクの関係がこんな形になるとはかなり感慨深いです。

また、アニメ6期の138話『つながるつながる』の、みんなでお風呂に入るシーンでも「デク」と呼びそうになりながらも「いずく」と言い直すところもいいですね。

原作漫画では、第327話「REST!!!」です。

幼い頃からずっと「デク」と呼んできたので、デク呼びがなれないのは仕方ないですね!

ただ、かっちゃんの中では今まで「デク」が蔑称であったという自覚があるため、呼びなおしているあたりにかっちゃんなりの“けじめ”を感じさせられますね。

「無理しないでデクでいいよ」って言うデクに「俺の辞書に無理なんて言葉はねンだよ!」と答えるのもかっちゃんらしい♪


     

【ヒロアカ】かっちゃんがデクをいじめた理由

かっちゃんとデクは幼馴染であり、小さい頃から一緒にいます。

実は幼い頃のかっちゃんはデクのことをまだ「いずく」と呼んでいるシーンがあるんですよ。

周りの子より先に漢字が読めるようになって、“出久”が“デク”と読めることで、木偶の棒とかけて何もできないの意味をこめた「デク」呼びになったのです。

デクはなんでもできるかっちゃんに憧れていつも後を追っていましたが、かっちゃんはずっとデクをバカにしていましたね。

特にかっちゃんの個性が発現してからは、周りから「かっちゃんすごい」とみんなから言われていたことで「自分が一番強い」という完璧主義の土台を作り始めます。

ヒロアカの世界では、人口の8割が何らかの個性を持っていて無個性であるデクは少数派なんですよね。

人間がいじめる心理のひとつとして、“自分と違う”“集団の中で浮いている”などがありますが、ヒロアカの世界で無個性というのは、蔑む対象で会ったのだと思います。

そのため、幼少期から中学時代にかけて描かれている場面の中では、かっちゃんだけでなく、周りの子もデクに対してバカにしたような態度をとっていますよね。

ただ、幼馴染であるかっちゃんがデクに対して取ってきたいじめの理由はそういった表面上のものだけでとどまらないと思います。

かっちゃんがデクをいじめていた理由としては、

  • デクがかっちゃんの自尊心を刺激する存在であるから
  • 無個性のデクに垣間見えるヒーローの素質に苛立つから
  • デクに垣間見えるヒーローの素質に苛立つから

などが挙げられます。


    

デクがかっちゃんの自尊心を刺激する存在であるから

幼い頃、川に落ちた時デクが「だいじょうぶ?」と手を伸ばす回想シーンは物語の中で何度も出てきます。

それほどかっちゃんにとっては引っかかっている出来事だったのでしょう。

かっちゃんが落ちた川は高さがあり、浅い川だったので落ちた時それなりに痛かったのだと思います。

他の子が「かっちゃんは強いから大丈夫だよね~」と言っている中で、デクだけが走って寄ってきて「だいじょうぶ?」と声をかけるんですよね。

ちょっと助けを求めたかった、痛かったという気持ちを隠していたのにデクには気づかれているような感じがする…

それを思い出しては、

  • そんな顔で見んな
  • 俺を見下すな

など、雄英高校の授業でデクと戦うときにも考えています。

デクは本心で心配しているのですが、かっちゃんにとっては見下されているような、自尊心を刺激されているような気持になって苛立ちがいじめにつながっていたのでしょう。


    

無個性のデクに垣間見えるヒーローの素質に苛立つから

かっちゃんは無個性であるデクをずっと馬鹿にしてきました。

しかし、デクは無個性でもヒーローへのあこがれを捨てず、研究を重ねながらその道を一歩一歩歩もうとします。

そんなデクの日ごろの姿からは「人を助けるために、考えるより先に体が動く」というヒーローの本質そのものの姿が垣間見えます。

それは、“勝つこと”だけにこだわってきたかっちゃんには無かった部分。

自分には動けない場面で、考えるより先に体が動くデクを見るたびに「無個性のくせに!!」と腹が立ってしまったのと、ヒーローの素質が自分よりあることに焦ってしまったのとあるのだと思います。

デクにあるヒーローの素質を認めてしまったら、自分が負けたことになってしまいそうで怖かったのかもしれません。


    

自分の弱さを認めたくなくて遠ざけたかったから

かっちゃんは雄英に入ってから自分の弱さを痛感します。

  • 初めて轟の氷を見たとき
  • 期末試験のとき
  • ヴィラン連合にさらわれたとき

などがありますが、強がることで弱さから逃げ続けていたように思います。

それは幼い頃に川に落ちた時、すかさず降りてきて「だいじょうぶ?」と手をのばしたデクに対しても近いものを感じていて、「俺は弱くない」「俺を心配するな」という思いの根源ではないでしょうか。

デクをいじめることで遠ざけて、自分の心を必死に保とうとしていたのかもしれませんね。


     

【ヒロアカ】かっちゃんがいずく呼び何話?まとめ

本記事では、ヒロアカのかっちゃんがデクのことをいずく呼びしたシーンについてまとめました。

かっちゃんがいじめの理由や思いを話して謝罪、いずく呼びをしたシーンは

  • アニメ6期の136話『デクvsA組』
  • 原作漫画は33巻の322話

で見られます。

また、デクが雄英にもどってきてからみんなでお風呂に入る場面でも、かっちゃんがなれないいずく呼びをしているのはキュンですよ♪

  • アニメ6期の138話『つながるつながる』
  • 原作漫画第327話「REST!!!」

で、お風呂場でのやりとり場面が描かれています。

いじめの理由はかっちゃんがデクを認められなかったことが大きかったですが、物語が進むにつれ自分の弱さと向き合っていく姿に大きな成長を感じますね。