『ダンダダン』は、宇宙人や幽霊と対峙する今までにないジャンルの物語で、ホラーやオカルト好きにはたまらない作品です。
この物語には、ユニークな宇宙人や幽霊が数多く登場し、それぞれがリアルな伝説や民間伝承を元に描かれています。
本記事では、『ダンダダン』に登場する妖怪や幽霊の元ネタをまとめてみました。
また、妖怪や幽霊の力を使えるキャラクターについても触れています。
『ダンダダン』宇宙人や幽霊の元ネタを知りたい方は、ぜひこのまとめをチェックしてみてください!
原作漫画の内容にも触れますので、ネタバレしたくない方はここまででお願いします。
【ダンダダン】妖怪・幽霊元ネタ一覧
ダンダダンのエンディングテーマ担当します わっわっわ pic.twitter.com/GGyyAJHNlH
— ACAね a.k.a ネス湖のてっぺん (@zutomayo) August 19, 2024
ダンダダンには、恐ろしさの中にユーモアを含んだ妖怪や幽霊が登場します。
恐ろしい見た目に「ヒィッ」と思う瞬間もあるのですが、ツッコミどころ満載でなんとなく憎めなかったり、ちょっと愛おしかったり、切ない過去があったり…
敵として表現される妖怪や幽霊たちからも目が離せない作品が『ダンダダン』なんですよね♪
それぞれの妖怪・幽霊を見ていきましょう。
セルポ星人:プロジェクト・セルポ
「ダンダダン」のセルポ星人は、1960年代の極秘政府「プロジェクトセルポ」が元ネタとされています。
「プロジェクト・セルポ」は、1960年代にアメリカ政府が秘密裏に実施したとされる計画です。
この計画では、地球と「セルポ」という惑星の間で宇宙人との交流が行われたとされています。
計画の概要によると、1953年に地球に不時着した宇宙人と接触し、最終的に12人の地球人がセルポ星に送られたといわれています。
この話は主に陰謀論として語られており、実際の証拠は存在しませんが、多くの興味を引き続けています。
この謎めいた物語が、漫画に登場するセルポ星人の魅力を増していますね。
フラットウッズ・モンスター:3メートルのエイリアン
フラットウッズ・モンスターは、1952年にアメリカのウェストバージニア州フラットウッズで目撃された未確認生物です。
この怪物は、目撃者によって身長3メートル以上、赤い顔、緑色の体、そしてフードのような形状を持つ奇妙な姿として描写されました。
その目撃は、光る物体が空から降りてきた後に発生し、エイリアンや宇宙人の目撃談として話題になりました。
フラットウッズ・モンスターは、その後、都市伝説やポップカルチャーにも影響を与えています。
「ダンダダン」では、相撲のようなユニークなひねりを加えられ、その恐ろしい起源を反映しています。
ターボババア:日本の都市伝説「ターボばあちゃん」
「ターボばあちゃん」は、日本の都市伝説で、夜中に異常なスピードで走る老婆の幽霊の話です。
このばあちゃんは車と競争するほど速く、突然現れては消えるという恐ろしい存在として語られています。
特に若者が夜遅くにドライブする際に目撃されることが多く、恐怖を与える都市伝説として知られています。
この話は地域によってさまざまなバリエーションがありますが、いずれも強烈な印象を残す怪異です。
「ダンダダン」では、このキャラクターがより恐ろしい幽霊的な存在に変えられ、恐怖感を増しています。
アクロバティックさらさら:日本の都市伝説
「アクロバティックさらさら」は、日本の都市伝説に登場する不気味な存在です。
彼女は、夜中に突然現れ、高速で回転しながら地面を滑るように移動する女性の幽霊として知られています。
この現象は、その奇妙で超常的な動きから「アクロバティック」と形容され、目撃者に強い恐怖を与えます。
多くの都市伝説と同様に、詳細は語り手によって異なりますが、その不気味さは共通しています。
「ダンダダン」では、不幸な人生を送った末に自殺した母親として描かれますが、涙なしでは見られない展開となっています。
走る人体模型:学校の怪談
生きている解剖模型の概念は、学校の怪談から引き出されており、科学教室の無機質な模型が夜に動くという噂があります。
小学生のころ人体模型って怖くなかった??
走る人体模型“太郎”は怖いものとして登場するのではなく、愛する“花子”(人体模型!)をゴミ捨て場から救うという、ほっこりエピソードを見せてくれますね。
邪視を封印するためにも活躍するという、意外と活躍場面の多いキャラクターです。
『ダンダダン』に懐かしさと共におもしろさを加えてくれていますね。
邪視:日本のネット怪談「くねくね」と欧米の「イーヴィルアイ」
「くねくね」は、日本のネット怪談に登場する謎めいた存在です。
広い田んぼや野原などで、白い人影が不気味にくねくねと動いている様子が目撃されるというものです。
近づいたり見つめたりすると、正気を失ったり、恐ろしい運命に見舞われるとされています。
目撃者は、その動きや形が異常で人間離れしていると感じることから、恐怖を覚えるといいます。
また、邪視の元ネタはもうひとつあると言われていて、欧米で広く知られる「イーヴィルアイ」です。
悪意を持つ目で睨まれると不幸が訪れるとされる伝承です。
邪視の「目を見た者を自殺に追い込む」という能力は、このイーヴィルアイの伝承を反映している可能性が高いです。
【ダンダダン】妖怪・幽霊の力を使えるのは?
あああ〜オカルンかっこよすぎ。
— カナメ:⛩️⛓️/🟢💡/🐺🍀/パ👻ラ🦏/LILIES/🐭♥️🎩 (@kanameayame) August 19, 2024
アニメで変身する瞬間がよりわかりやすくなって良い…。
原作でも表現されてるけど、
アニメの一瞬の描写凄いな… #ダンダダン pic.twitter.com/prIa3RCeHu
『ダンダダン』では、妖怪や幽霊と対峙しますが人間生身で戦うわけではありません。
霊力をもった選ばれしキャラクターたちが妖怪や幽霊の力を使って対峙します。
変身した姿も独特で、力を最大限に引き出せるようにすることでさらに強さを増していきますよ。
変身したオカルン、めっちゃかっこいいんですよね~!
そんな妖怪や幽霊の力を使えるようになるキャラクターが、
モモの超能力と力を合わせて立ち向かうバトルは迫力満点です!
【ダンダダン】妖怪・幽霊元ネタまとめ
本記事では『ダンダダン』に登場する妖怪・幽霊の元ネタ、その力を使えるキャラクターについてまとめました。
『ダンダダン』に登場する妖怪や幽霊は、元ネタがあるものが多く、その背景がおもしろく描かれています。
日本の都市伝説や怪談に留まらず、外国の伝説なども含まれているのがおもしろいところですね!
妖怪や幽霊の恐ろしい描写はもちろんなのですが、かなりユニークに描かれているのでホラーが苦手な人でも楽しめるアニメです。
オカルンやモモたちの活躍に加え、妖怪や幽霊の描写も楽しんでいきたいと思います♪