ここ数年、夏の暑さがとんでもなくて歩いて毎日登下校する子ども達、心配になりますよね…
特に子どもは地面からの距離が近く、大人よりも体感温度が高いと言います。
我が家は学校まで片道2キロ超、田んぼ道ばかりで日陰はほとんどなし!の通学路で、猛暑日と言われる日は本当に心配で色々と対策を考えてきました。
など、親の心配は尽きません。
毎日頑張って登下校している小学生におすすめの暑さ対策やアイディアをまとめました。
よかったら参考にしてみてくださいね。
暑さ対策おすすめグッズ7選!
小学生ができる暑さ対策、かなり試行錯誤しました。
- 小学生自身が自分で扱えるものを使うこと
- 小学校に持って行っても大丈夫なものを選ぶこと
学校にも相談しながら取り入れられるものを試行錯誤した中で、使いやすかったものやこれはイマイチだった…というものを紹介します。
アイスリング
アイスリングとは、28度以下で自然凍結するネッククーラーのことです。
クールリングと謳っているところもありますね!
街中、公園、アウトドアなど、夏の外出ではよく見かけるようになり、知っている人が多いものではないでしょうか。
28度以下で自然凍結するので、朝つけて行き、教室内が冷えていればまた凍結します。
また、アイスリングを持ち運ぶ用の保冷ポーチもたくさんの種類が出ています。
うちの長男は保冷剤を入れた保冷ポーチを持って行き、登校したらポーチにしまうことで下校時にも冷やせるようにしています。
ただ正直なところ、真夏の下校時にはほぼ冷たくないらしい・・・
真夏の下校時ではクールリングもほぼ無意味で、むしろぬるいリングが首に当たって鬱陶しいとのことでした…(長男曰く)
登校時には冷凍庫で冷やしたキンキンのものを使えるので、それはよかったようです♪
クールリングは登校時〇、下校時は△という感じでした。
濡らすと冷えるタオル
クールタオル、冷感タオルと呼ばれています。
濡らすことでひんやりするので、学校でもすぐに冷やすことができます。
使用中、ぬるくなってきた時に手ではたくとひんやり感が復活するものも多く出ています。
先述した通り、アイスリングは下校時にはぬるくなりがち。
アイスリングと冷感タオルを併用することで少しでもひんやり感を保つことができますよ!
使うときにはタオルをきちんと絞れるようにお家で練習しておくと安心ですね。
子ども用日傘
日傘をさすと視界が狭くなり安全面が心配なのでおすすめは一部が透明になって小窓がついているタイプです。
一見最強の暑さ対策のように感じますがデメリットもあります。
などがあるため、使用時の約束事をしっかり親子で確認することをお勧めします。
ランドセルにメッシュパッドをつける
子どもの背中に当たる部分に取り付けることができるメッシュのパッドです。
背中とランドセルの間に多少の隙間ができることで風が通り、ないよりは涼しいようです。
もともと背中に汗びっしょりで帰ってきていたのが、メッシュパッドをつけることによって背中の汗は減りました!
冷感スプレー
衣類に吹きかけるタイプと、体に直接使用できるタイプがあります。
小学生に持たせることは難しいですが、朝登校前に衣類や体に吹きかけることでひんやり感が出ます。
メントール配合のものが多く、刺激に弱い子や匂いに敏感な子(うちの長男は匂いが嫌だと言っていました…)には向かないかもしれません。
塩飴・塩分タブレット
汗を掻くことで体内から水分やミネラルが失われます。
登校前に舐めさせることで塩分不足になることを予防します。
学校に持っていくことが許可されるかどうかは各学校によって違うと思いますが、一度担任の先生に相談してみるのも良いかもしれません。
長男の担任の先生に相談したところ、本人の分のみ、友達には配らない約束ができるようであれば持たせても構わないと言っていただけました。
グッズを購入しなくてもできる対策4選!
特別な暑さ対策グッズを購入しなくてもできる暑さ対策もあります。
家にあるもので対策できると尚良いですよね!
簡単なものばかりですのでぜひ実践してみてください。
お茶を凍らせたペットボトルを持たせる
水筒のお茶が無くなってしまった時のためだけではなく、体を冷やす保冷剤としての役割も果たしてくれる優れもの!
中身を飲み切ってしまえば、帰りに重たい荷物になることはありません。
凍らせたペットボトルは必須でした!水分の予備も兼ねることができるのでぴったり!
ペットボトル用の保冷ポーチを使えばしばらく凍った状態をキープできるので簡単で侮れない暑さ対策です♪
※ペットボトルを凍らせる際には冷凍専用のものを使用します。冷凍専用では無いものを凍らせる時には、膨張して破裂することを防ぐため、中身を少し減らしてくださいね。
登校前にお茶を飲ませる
登校前、必ずお茶や水を飲ませるようにしています。
家では冷房が効いていて涼しく、油断しがちなので家を出る前にお茶を必ず飲むように声をかけます。
繰り返し水分補給を促すことで、暑い日や汗をかいた時に水分をとる習慣をつけていきたいですね。
薄い色の服を着せる
同じ素材の服でも、色の違いで体感温度が違います。
黒などの濃い色に比べ、白やグレー、黄色など淡い色の服は表面温度が上がりにくいです。
太陽から放射される熱エネルギーを反射するか吸収するかの違いだとか…
実際、黒の服は暑く感じますもんね。
服選びの際には、こんな色の服は涼しく感じるみたいだよと伝えています。
体を軽く濡らす
体の表面についた水分により、気化熱として体温を一時的に下げます。
ミスト状に出るホースや、スプレーボトルなんかがあるとより良いでしょう。
暑い日には一瞬で乾いてしまいますが、濡らすことで涼しくなることを知識として知っているだけでも学校にいる時自分でできる行動が違いますよね!
暑い日に気をつけることを子どもと確認しよう!
子どもと一緒に暑い日に気をつけることを繰り返し確認しておきましょう。
これが一番大事!と言っても過言ではありません。
など、子ども自身が自分の体を守る行動をとれるよう促していくことが大切です。
事故が起こってからでは遅いので繰り返し話しておきましょう!
小学生の登下校時暑さ対策まとめ
本当に暑い中、元気に歩いている小学生達はすごいパワーだなぁと感じています。
小学生が登下校時にできる対策は限られていますが、対策しておくに越したことはありません。
命をも奪ってしまうような暑さの日もありますので、子どもと一緒に適切な行動や暑さ対策を心掛けて大切な命を守っていきたいですね。
登下校時の暑さ対策をしっかりして、暑さに負けない子ども達の笑顔を共に育てていきましょう!