ジャンププラスで配信されている漫画『ダンダダン』は、ホラー、ユーモア、そして超自然的な要素を絶妙に組み合わせた作品で、多くの読者を魅了しています。
その中でも特に注目されるキャラクターがジジの回で登場する邪視です。
目が縦でちょっとゾワッとする見た目が印象的ですよね…
邪視の不気味な外見と恐るべき力に恐怖を感じる一方で、邪視には深い過去や意外なかわいい一面があります。
ストーリーの中でも重要なポジションである邪視には元ネタがあるのかも気になりますよね。
本記事では、邪視の悲劇的な過去や元ネタ、そして彼の意外にかわいい側面について掘り下げていきます。
原作漫画の内容にも触れますので、ネタバレしたくない方はここまででお願いします。
【ダンダダン】邪視は村のために生贄になり殺された過去がある
ダンダダンの邪視めっちゃ好きな見た目なんだけど…
— らい🍓@年内垢消し (@Rai_cos7) August 10, 2022
ブリーフと制服以外戦闘で服着るかな…? pic.twitter.com/4XQL0vVEwv
彼の過去は徐々に明らかにされ、なぜこの霊がこれほど深い憎しみを抱いているのかが浮かび上がってきます。
邪視はかつて人間の子供であり、山の神を鎮めるための生贄として選ばれたのです。
ジジが中学の頃引っ越した家のある村の人々は、火山の大蛇が腹を空かせると火山が噴火すると信じてていました。
村人は村の子供を一人供物として捧げることで、火山の噴火を抑えるために、200年の間人柱を行っていました。
その生贄の一人が、当時子供だった邪視です。
邪視は友達と遊ぶことも許されず、ずっと家の地下に閉じ込められ、隙間からみんなと遊べることを夢見て踊りを練習する姿などが描かれていましたが、最終的には生贄として殺されてしまうのです。
子どもの邪視の純粋なまなざしが切なくて苦しいのよ…
この残酷な行為によって彼の人生は終わりましたが、同時に彼の復讐心に満ちた霊としての存在が始まりました。
彼の恐ろしい姿にもかかわらず、邪視は本質的に悪ではなく、彼に加えられた残虐行為の産物であることがわかります。
【ダンダダン】邪視の元ネタは2つある?
今更ながらに、積んでいた #ダンダダン 、6巻
— Kenta (@Kenta18283446) August 26, 2022
邪視、くねくねとも繋がってるのか・・・
ホント、現代都市伝説漫画として最高だな pic.twitter.com/G95KOWju8Q
『ダンダダン』のファンの間では、邪視の元ネタについて多くの考察がなされています。
その中でも特に注目されているのが、
- 日本の都市伝説「くねくね」
- 欧米の「イーヴィルアイ(邪視)」
です。
日本の都市伝説「くねくね」
くねくねは、日本の都市伝説に登場する謎の存在で、見た者を狂わせると言われています。
邪視とくねくねの類似点は非常に多く、どちらも恐ろしい外見を持ち、遭遇した者に精神的な狂気を引き起こします。
邪視のくねくねした動きや不気味な姿は、くねくね伝説から強く影響を受けていると考えられます。
欧米の「イーヴィルアイ」
もう一つの可能性として挙げられるのが、欧米で広く知られる「イーヴィルアイ」です。
この邪視は、悪意を持つ目で睨まれると不幸が訪れるとされる伝承です。
邪視の「目を見た者を自殺に追い込む」という能力は、このイーヴィルアイの伝承を反映している可能性が高いです。
【ダンダダン】邪視がかわいいと言われる理由
ダンダダンの邪視君、やはり中身が子供のまんまなのでビジュアルが良ければ生かしてくれるの無邪気さがあって可愛い。
— ノ助 (@noranosuke01) June 26, 2023
てかサラッと螺旋の力使ってるのマジで成長速度エグいな、ジジが使ってるの真似たのか? pic.twitter.com/HARH43e1Mw
邪視は恐ろしいだけでなく、かわいい一面も持っています。
特にジジやオカルンとのやり取りの中で、そのかわいらしい一面が垣間見えます。
“人は皆殺し”とまで言っている邪視がかわいいと言われる理由について見ていきましょう♪
白のブリーフが呪物
オカルン&邪視カッコよ
— 🐒もんちゃん🐸🥕 (@nibunchu_0215) August 7, 2022
でも邪視ブリーフなんよな笑 pic.twitter.com/h2O82SI2Su
中でも印象的なのは、邪視の白いブリーフが呪物であることです。
白いブリーフには、今まで生贄とされてきた子ども達の怨念がこもっているんだそう…。
そこに…!?ってなったよね…笑
一見奇妙に思えるかもしれませんが、強力な霊が日常的なものに怨念を込めているというギャップが、キャラクターにユーモアとかわいらしさを与えています。
こうした意外性が、邪視をファンに愛されるキャラクターへと昇華させているのですね。
行動や発言が子どもっぽい
さらに邪視の無邪気で子供のような行動は、その恐ろしい力と対比されることで、より親しみやすく複雑なキャラクターとして描かれています。
この二面性こそが、邪視を『ダンダダン』の中で特に興味深いキャラクターにしている要因です。
邪視は子どもの頃に殺され、霊となったので中身も“子ども”なんですよね。
みんなと遊びたかったという思いもあり、そんな無邪気さが言葉や行動に現れていて“かわいい”一面を見せることもあります。
オカルンとの約束をきちんと守っている
ここの邪視いい子すぎて可愛い pic.twitter.com/xpbq8CYUv4
— み (@zmrz) November 8, 2022
物語の展開の中で、オカルンは邪視に対して「火曜日に戦う」という約束を持ちかけます。
それがつまり邪視にとっての遊びであり、この約束をすることで、邪視が人を無差別に殺すことをやめるという重要な展開が描かれています。
邪視はただ遊びたいだけだと気づいたオカルンさすがです!
邪視はこの約束を守るため、オカルン以外の人間には危害を加えなくなります。
このエピソードは、オカルンの機転と人間性が光る場面でもあり、物語の緊張感を和らげる重要な転機となっています。
邪視がただの恐怖の象徴ではなく、約束を守るという意外に人間味のある一面を持っていることを示しており、キャラクターに深みを与えています。
【ダンダダン】邪視の過去や元ネタ、かわいい一面まとめ
本記事では、『ダンダダン』に登場する邪視の過去や元ネタ、かわいい一面についてまとめました。
邪視の悲劇的な過去は共感を呼び起こし、また彼の不気味な存在感と力が、物語に緊張感とサスペンスを与えています。
さらに、彼のかわいい一面がキャラクターに深みを持たせ、一面的な悪役ではなく、多面的な存在として描かれています。
また、邪視の元ネタは、くねくね伝説やイーヴィルアイに影響を受けていることがわかりました。
怖いものが好きな人も、かわいい一面が好きな人も、邪視の活躍は読者や視聴者に強い印象を残すことでしょう。
彼のキャラクターが今後どのように発展、成長していくのか、『ダンダダン』の展開から目が離せませんね♪