今作も大ヒットとなっているコナンの映画『100万ドルの五稜星』のラストシーンが話題となっていますね!
初代怪盗キッドが残したカードに記されていた“寝た子を起こすな”というメッセージの本当の意味はなんなのだろうと気になっている人が多くいます。
また、死んだとされていた黒羽盗一が生きている描写も含まれており、黒羽盗一についてもさらに謎が深まった映画でしたね。
本記事では、黒羽盗一が生きているのか、また、コナンの映画『100万ドルの五稜星』で出てきた“寝た子を起こすな”のメッセージの意味について考察、みんなの意見をまとめました。
一部ネタバレを含みますので、本作をまだ見ていない方やネタバレしたくない方はご注意くださいね。
コナン映画で出てきた「寝た子を起こすな」の意味
色んなキッド様の表情が観られる映画#名探偵コナン#100万ドルの五稜星 #金曜ロードショー 冒頭10分 pic.twitter.com/84j8WVIvTH
— こなぴくん🫧興行収入実況 (@CNP___boxoffice) May 3, 2024
物語ラストの展開で、キッドも達函館山にあったお宝にたどり着きます。
そのお宝というのは、誰もが爆弾や財宝などをイメージしていたのですが実際は、戦時中に使われた暗号機と暗号解読機でした。
戦時中には相手の作戦を知るためのかなり重要なものであったものの、現代においてはスマホ1台の方がよっぽど賢いと言われるほど“価値のない”お宝だったのです。
そこには初代怪盗キッドである黒羽盗一のキッドカードが置かれており、
「Wake not a sleeping lion.」
と英語で書かれていました。
直訳すると
「寝た子を起こすな」
寝ている子をわざわざ起こして泣かせるなという意味から転じて、不必要なことをしたために生じる逆効果を示すことわざです。
“そっとしておけ、余計なことをするな”という意味合いですね。
このカードに残された意味は一体何だったのかという点が、
本当に直接的な意味だけなんだろうか…?
と、映画を観た人たちの間で話題になっています。
公式に発表されているものはなく、あくまで考察ですが、考えられる意味を一つずつ見ていきましょう。
①ことわざ通り:お宝は価値のないものだからそっとしておけという意味
暗号機、暗号解読機は現代においてはほとんど価値のないもの…
つまり、素直にカードの「寝た子を起こすな」の意味をとらえると、
“こんな価値のないお宝のために余計な争いをするな、そっとしておけ”
ということわざ通りの意味に取れますね。
ただ、本当に価値のないもので余計な争いを生まないようにするのであれば、怪盗キッド(快人)なら盗んで「意味のないものだから返す」と公表しただろうという考え方もあります。
父・盗一が盗まなかった理由を理解したと言っていたキッドが、“価値のないものだから盗まなかった”と捉えたのかどうか…が気になるところですね。
②盗一から快斗へのメッセージ:自分を探すなという意味
初代怪盗キッドである盗一が、ここにたどり着くであろう息子・快斗に残したメッセージであるという考察もできます。
寝た=死んだ、いなくなった
子=初代キッド
起こすな=探すな
という意味合いです。
怪盗キッドは何らかの理由で盗一が生きているかもしれないということを知ってから、今回のお宝を求めて動いたのではないかということですね。
ただ、自分が生きている、どこかに身を潜めていることを周り(黒の組織?)に知られては困る理由があるため、探すなというメッセージを残したのかもしれません。
③盗一から快斗へのメッセージ:怪盗キッドを続けるなという意味
もうひとつの考察は息子・快斗に怪盗キッドを続けるなという意味です。
“余計なことをするな”という意味のことわざを残すことで、怪盗キッドを続けることをもうやめておけというメッセージを残したのではないかという考えです。
怪盗キッドとして活動することで息子・快斗に危害が加えられるかもしれないことを盗一は恐れているのかもしれません。
キッドのこれからは
— 赤坂👺 (@brubru_0528) April 20, 2024
キッドこと快斗はビッグジュエルを追うにつれ
黒羽盗一の(快斗に怪盗キッドを継がせた)意図である黒の組織の正体を捕まえることに
コナンと協力関係となって挑んでいくと予想。
8年前の事件は黒の組織の正体を知った黒羽盗一を消し去ることだった。
これに決まりでしょ。
映画では、新一と快斗が従弟であるという衝撃の事実も分かり、黒幕へとどう近づいてどう向かっていくのか、この先の展開が気になる描写が多々ありましたね…!
コナン、キッド、平次…みんなの活躍からまだまだ目が離せません!
黒羽盗一は生きてる?
『100万ドルの五稜星』のラストでは、盗一は実は生きていることが判明しました。
そもそも、怪盗キッドは青山先生の『まじっく快斗』の主人公です。
まじっく快斗買ってきた〜!
— 𝓢𝓱𝓲𝓱𝓸𝓶𝓲 (@orange_b_0227) May 2, 2024
1巻だけなかった😂 pic.twitter.com/58y3PNQrTE
『まじっく快斗』は、現在の怪盗キッドである黒羽快斗が、8年前にマジックショーで事故死したマジシャンである父・盗一の隠し部屋を見つけ、正体が大泥棒の怪盗キッドだったことを知るところから始まる物語です。
現在の怪盗キッドは父の死に関わる組織が求める“伝説のビッグジュエル”を求めているのです。
作者である青山先生が以前にも「黒羽盗一は死んでいない」と語られていたこともありましたが、今作の映画ではっきりとしましたね!
コナン映画「寝た子を起こすな」の意味と黒羽盗一まとめ
本記事では、今作のコナン映画『100万ドルの五稜星』の出てくる、初代怪盗キッドの黒羽盗一が残したメッセージ「寝た子を起こすな」の意味について考察、意見をまとめました。
「寝た子を起こすな」の本当の意味は、直接的な意味合いだけでなく、現在の怪盗キッドの父である黒羽盗一から息子へのメッセージであるのではという考察が多かったですね。
また、物語のラストでは黒羽盗一が生きていることもはっきりして、衝撃が走りました。
以前から作者の青山先生が、黒羽盗一は生きているということを語っていましたが、今作で決定事実となりましたね。
ここからまた大きく黒の組織との関係が動いていきそうな予感のコナンのストーリー。
どう展開していくのか、これからも楽しみにしたいと思います!